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未來社會を創る人材を育成する東京情報デザイン専門職大學が竣工 江戸川區初の大學として4月に開學します
2023.03.06
?。丛陇藮|京都江戸川區初の大學として同區小松川2-7-1に開學する東京情報デザイン専門職大學(中鉢良治學長)の竣工式が2月24日(金)に行われ、白亜の南棟と木目調の北棟をブリッジで繋げた壯麗なツイン學舎が全容を表し、関係者に披露されました。ソニーの元社長で國立研究開発法人産業技術総合研究所の理事長を務め、初代學長に就任した中鉢良治學長は「あとはもう新入生を待つばかり。しっかりと熟成し世に送り出したい」と述べ、滋慶學園グループの浮舟邦彥総長も「教育界、産業界に一石を投じるような専門職大學に」と、首都圏で初となるグループの新大學に期待を寄せました。
東京情報デザイン専門職大學は、學校法人滋慶學園(浮舟邦彥理事長)の「実學教育」「人間教育」「國際教育」の3つ教育理念を基礎に、高度な「実踐力」と豊かな「創造力」、そして「自立」した個として、これからの社會が求めるITやAIなどのテクノロジーを駆使した高度な知識と技術を身に付け、課題解決に取り組める人材の養成を行う大學です。學校法人滋慶學園が江戸川區の協力を得て、約1萬平方メートルの敷地を使って2021年夏から工事準備を開始。同年10月1日に地鎮祭を行った後、本格的な工事が行われ、昨年8月31日には文部科學省より設立認可も受けて、この日の竣工式を迎えました。
竣工式は學園や建設會社の関係者ら約50名が參列して行われました
竣工式は午前10時から北棟2階のスチューデントホールを式場に行われ、コロナが終息していない中、浮舟邦彥総長や中鉢良治學長を始めとする學園関係者や建設會社の方々ら參列者を絞って行われました。
中鉢良治學長 「笑顔と歓聲で満ち溢れる學園づくりに勵みたい」
式典後、浮舟総長と中鉢學長がそれぞれ挨拶を行いました。まず中鉢學長があいさつに立ち、「今日まで5年の長きにわたって準備を進め、一日一日の積み重ねがこのような立派なキャンパスになったのだと思います。新しい酒は新しい革袋にと申します。本日ここにキャンパスという革袋ができました。あとは新入生を待つばかりです。しっかりと4年間、學生たちを熟成して世の中に出していきたいと思っております。そして、いつも學生たちのはちきれんばかりの笑顔と歓聲が満ち溢れる大學づくりに勵みたいと思っています」と述べました。
浮舟邦彥総長「日本の學校、産業界に一石を投じるような専門職大學に」
滋慶學園理事長でもある浮舟総長は參列者への感謝の言葉を述べたあと、文科省が打ち出した専門職大學構想に沿って東京コミュニケーションアート専門學校の自動車デザイン部門(4年制)の大學化も検討したが、最終的に新しいジャンルの専門職大學の設立をすることになったと滋慶學園グループとして2つ目の大學誕生への経緯を説明しました。
東京情報デザイン専門職大學は今まで、大學がなかった江戸川區で初めての大學であり、これで江戸川區內での滋慶學園の學校は15校目になると述べました。
「構想から5年経って、情報學とビジネスをデザインするような広義のデザイン學を加味した新しいフィールドの専門職大學の設立を見たのです」と述べた浮舟総長は、中鉢先生を初代學長として迎え入れることが出來たことへの喜びを語った上で、「教授の先生方も実踐の場にいらっしゃる研究者や実務家の博士號をもつ先生方がベースで、日本に於ける新しいジャンルの期待できる大學がここに誕生したわけです。産學連攜がこの大學の大きな肝になってくると思いますし、そのことを実踐していくまさに社會実験的な新しいジャンルの大學ということで、皆さん方にも期待して頂きたいし、私共も大変な期待を持っています」と述べました。
そしてさらに、「このような素晴らしい校舎で、どんなに素晴らしい學生たちがここから誕生していくか、このエリアからITやAIや今、日本が求めている人材が飛び出していって、起業するような若者がどんどん生まれてくる、そういう活気のあるエリア、活気のある學校にしていきたいと思います。そして日本の學校に対しても、また産業界に対しても一石を投じるような、そういう専門職大學にしたいと願っているところです」と期待を込めました。
テック感の南棟とネイチャー感の北棟 巨大なツイン學舎はベッドタウンに映えるランドマーク
竣工なった新學舎は、道路よりも數メートル高くなった約10,000平方メートルの敷地に建てられています。環境に配慮した4階建ての南棟と3階建ての北棟からなり、両棟はブリッジ(渡り廊下)で繋がれ、延べ床面積は合わせて約10,000平方メートルというビッグサイズです。周辺は江戸川區のベッドタウンですが、正面には大學のシンボルともいうべき巨大な階段があり、デザイン性溢れるツイン學舎と階段が織りなす光景は、新しいアカデミックを象徴するランドマークとして、地域の方々にも注目して頂けそうです。
【南棟】
南棟はテクノロジーを意識して正面外壁が白のメタル素材で覆われ、ハードでシャープな雰囲気のデザイン性溢れる“白亜の殿堂”です。外から內部が見通せるクリスタルガラス張りの一階玄関を入ると、そこは大空間のエントランス。正面には総合受付が見えてきます。壁面にはテック棟をイメージする幾何學模様の光のサインが交錯します。最新のテクノロジーを學べる場所だとの思いが湧きあがってきます。エレベーターホールの橫には実験工場のDigital Workshop室が設けられ、奧はキャリアセンターなど學生支援のゾーンや事務室などになっています。
?。搽Aには3Dプリンターなどを備えた実習室や自習室、學際研究室、サーバー室などがあり、3階、4階は講義室や実習室、モーションキャプチャーのできるPCルーム、さらに學部長室をはじめ同大學が誇る知とテクノロジーが結集する計34室の教授研究室がズラリと並びます。學生や先生方の疲れた頭をクールダウンさせてくれるオープンな中庭や広々としたウッドデッキも設けられています。
【北棟】
北棟は學生や教職員が集い學べるゾーンとなっており、壁面に茶色の木目のルーパーを入れて溫かみのある雰囲気の學舎となっています。
?。彪Aは552平方メートルの227席を設ける広いカフェテリアです。食事はもちろんコーヒーやお茶を楽しみながら団欒や、ゼミや學生サークル、教職員のミーティングにも活用できます。近隣の人たちにもオープンにしており、地域連攜にも生かせるゾーンとなっています?!?/p>
?。搽Aは約3萬冊の図書とデジタル書籍を収納する「メディアセンター」(図書館)と、150席が様々な形態で配置され、學生が集える「スチューデントホール」になっています。メディアセンターは司書さんも常駐し、學生や教員の相談にのります。また1階のカフェテリアと2階のメディアセンターは吹き抜けの階段でつながり、メディアセンターからすぐにカフェテリアに降りていけるようになっています。
南棟にはエレベーターが2基、北棟には一基設置され、2階と3階はブリッジで両棟がつながっています。學生や教職員がスムーズに2つの學舎を行き來できるように設計されています。
北棟の屋上はウッドデッキです。あちらこちらに長椅子が用意され、江戸川や支流から吹いてくる川風に吹かれながら、くつろぐことができます。敷地の一角には約1000平方メートルの運動場もあり、フットサルなどが楽しめます。またその橫には江戸川區の自然地に指定されている小さな池のある「再生濕地」も殘しています。
【北棟】
1階 カフェテラス、學生ラウンジ、ロッカールーム
2階 スチューデントホール、メディアセンター(図書館)
3階 講義室7室、PCルーム、演習室
東京情報デザイン専門職大學へのアクセス
都営新宿線東大島駅又はJR総武線平井駅が最寄り駅で、大學は両駅の間に位置します。東大島駅から徒歩10分、平井駅から同20分で、都営バスも走っています。詳しくは大學のホームページをご覧ください。