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新大阪歯科技工士専門學校?新大阪歯科衛生士専門學校?東洋醫療専門學校、3校合同で卒業式が行われました!
2023.04.04
滋慶學園グループの學校法人 大阪滋慶學園の新大阪歯科技工士専門學校、新大阪歯科衛生士専門學校、東洋醫療専門學校の3校合同卒業式が3月23日(木)、大阪市中央區のホテルニューオータニ大阪で行われました。
コロナ禍が収まりつつある中、保護者や來賓を迎えての挙行は2019年3月以來4年ぶりです。東洋醫療専門學校の太田宗夫學校長は苦労して學業に勵んだ卒業生を褒めたたえ、「この経験は必ず將來にプラスをもたらします」とスピーチ?!竸Cとして生きよ」という言葉を贈りました。式典を終えた卒業生らは互いに寫真を撮り合いながら、希望に満ちあふれた表情でした。
卒業式は3校の卒業生468人と保護者177人、來賓66人など総勢793人が參加し、厳粛な雰囲気の中で開始。會場に來れない保護者らのためライブ配信もありました。
國歌が流れた後、卒業証書と専門士稱號の授與です。新大阪歯科技工士専門學校の卒業生総代に選ばれた歯科技工科の後藤孝昭さん、新大阪歯科衛生士専門學校の総代の歯科衛生士學科、西村靖恵さん、東洋醫療専門學校の総代の鍼灸師學科、和田美波さんが順番に登壇。東洋醫療の太田宗夫學校長から証書を受け取りました。
「品性を失うことなく自信をもって『凜として生きよ』」 太田學校長
全國救急救命士教育施設協議會顧問で、醫學博士の太田學校長が式辭を述べました。卒業生の多くが、コロナ禍が始まった2020年春に不安の中で入學してきたことに言及?!福保埃澳辘艘欢趣违靴螗钎撺氓四亭?、乗りこえての見事な卒業でした。共に悩み、苦しみ、知恵を分かち合ったクラスメイトとの絆は將來の人間関係をつくるうえでの基本になるでしょう。諸君が経験した苦労は將來にプラスをもたらすと思います」と激勵しました。
そして、これからの人生設計を始めるよう求め、「そのデザインの基本は自立(independence)と自律(autonomy)です。諸君には責任と義務が加えられますが、それをやりがいと心得るのが醫療者の生き様。それを全うするのが醫療者の人生であると思います」と強調。醫療者の生き様について「専門者としての成熟に努力する。醫療の道をまっすぐに歩む。醫學を基盤とする姿勢に徹する。生命と健康のため惜しまず盡くす」ことであると語りました。
また「成熟」について、太田學校長は「専門職」、「醫療者」、「社會人」の3つのポイントに絞って話し、「専門職の成熟としては生涯を通じて學び続け、できれば指導するとか、研究に盡くすとか、一段上を目指す意欲を見せてほしいと思います。醫療者としての成熟について申し上げたいのは、まず倫理を守ること、時代性と學際性を意識することです」と述べました。
最後に、社會人としての成熟について「明日からの色んな人との出會いの量は膨大です。そこから學ぶことも膨大です。ーつ一つの出會いを大切にして、社會人としての成熟を貫いてほしいと思います。醫療人としての存在を誇りとし、品性を失うことなく、自信を持って誇り高く生きてください?!簞Cとして生きよ』という言葉をもって諸君を學園から送り出します」と語りました。
「業界団體に入り、先輩たちと共に學び続けてください」 浮舟邦彥総長
歯科技工士や歯科衛生士、鍼灸師、柔道整復師などの業界団體の代表などからの來賓の紹介に続き、學校法人大阪滋慶の理事長である滋慶學園グループの浮舟邦彥総長の祝辭です。
総長は、2020年からのコロナウイルスの感染拡大による困難な狀況下でプロとしての仕事の基本を學び、仕事のための身構え?気構え?心構え、社會人基礎力を養ってきたことをたたえ、「しかし、そのことは決して簡単ではなかったはずです。友人に肩をたたかれたり、先生のアドバイスがあったり、何よりご家族のバックアップが皆さんを奮い立たせ、今日の日を迎えたのではないかと思います」と述べました。
そして卒業はゴールではなくスタートであり、社會人になってからもキャリアを積み重ねていくことの大切さを諭しました。
「皆さんはプロとして成長していかなければならないのです。成長には原則があるように思います。プロは仕事を通して成長していくということです。明日からの仕事、職場を大切にしてください。困難な仕事もあるでしょう。悩む仕事もあるでしょう。また楽しい仕事もあるでしょう。いろんな経験をするはずです。その経験がキャリアをつくっていきます」
さらに學び続けることを強く求め、「學ぶことによって色々なことに気付き、皆さんの行動が変容していくでしょう。生活や仕事の習慣も変わるでしょう。それが人生をも変えるといわれてます。學ぶ場を提供してくれる業界の団體に是非入會し、業界の先輩たちと一緒に學び続けてください。學校もリカレント教育として學びの場を提供いたします」と語りました。
また「皆さんは素晴らしい仲間たちと一緒に同じ道を目指しました」と話し、友人や先生、業界の人たちをはじめ、これから新しくできる人間関係、人的なネットワークの大切さを忘れないよう求めました?!袱饯韦郡幛摔膝偿撺濂衰暴`ションが原點になります。そしてコミュニケーションの原點は笑顔でのあいさつではないでしょうか?學校に掲げられていた『今日も笑顔でのあいさつを』の標語を、どうか新しい職場に持っていってください」。
終わりに「明日からの新しいステージで、『よし、やるぞ!』という強い気持ちで、その一歩を踏み出して頂きたい。仕事を大切に、自信をもってこれからの道を歩んでいかれることを祈念します」と言って締めくくりました。
學生生活の思い出に感無量の様子
この後、各賞の紹介がありました。皆勤賞は3校で105人、精勤賞は3校で125人です。また、優秀な成績を収めた學生に対する大阪府知事賞や學校長賞などの各賞が発表されました。賞狀などは式典終了後に、受賞者それぞれに手渡されました。
【大阪府知事賞】
?新大阪歯科技工士専門學?!♂崽傩⒄绚丹?br />
?新大阪歯科衛生士専門學?!∩鲜证幛挨撙丹?br />
?東洋醫療専門學?!n科技工士學科 久藤嵩大さん
【學校長賞】
?新大阪歯科技工士専門學?!W田爽太郎さん
?新大阪歯科衛生士専門學?!√偬飷{実さん
?東洋醫療専門學?!n科技工士學科 竹內希璃さん
救急救命士學科 松浦冬馬さん
鍼灸師學科 藤原晉士さん
柔道整復師學科 田中晴菜さん
式典の最後には、學園生活の思い出のシーンが映し出され、卒業生たちは感無量の様子。目を潤ませている姿もありました。式典終了後、會場の前では仲間同士で互いに寫真を撮り合って再會を約束したり、家族と一緒に記念寫真を撮ったりしながら、卒業の喜びをかみしめていました。