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グループ各校からのお知らせ:産學連攜/コンテスト
笑顔があふれる小児病棟へ 保育士目線で取り組む環境づくりプロジェクト
2022.06.28
〈各學校の新著情報〉 名古屋醫健スポーツ専門學校
近年、小児醫療の現場で活躍する「保育士」が注目されています。健康な子どもを対象とする一般的な保育とは異なり、病気やケガで入院している子どもの保育や家族のサポートなどを行い、醫療チームの一員として醫師や看護師と連攜を取りながら業務を行っています。しかし、治療や処置が優先とされる現場であることから、子どもたちが喜ぶ環境づくりに時間を費やすことが難しいという醫療現場で働く保育士の現狀があります
「小児病棟の子どもたちが院內生活を楽しめる環境づくりを考えて提供してほしい」と、総合大雄會病院(愛知県)から企業課題をいただき、こども保育科3年の學生が解決に向けて取り組みました。
小児病棟の擔當者と打ち合わせを數回行い、醫療現場だからこそアルコール消毒ができるものにしてほしいという要望を踏まえ、子どもたちが「治療を頑張れるアイテム」、「院內生活が楽しめる壁面」を企畫製作し、提供をしました。
提供後、小児病棟で働く職員を対象にアンケート調査を実施したところ、「母子ともに喜ぶ姿がみられた」、「治療を嫌がる子どもが遊びに集中することができた」などの言葉をいただくことができました。子どもを第一に考えられる保育者でいることで、子どもを笑顔にすることができ、喜ぶ子どもの姿を見た周囲の大人から感謝される職業であることを、この課題を通して學生自身で體感することができました。
今回の活動は、小児病棟を抱える他病院でも活用できる事案であると考えられます。今後も必要とする小児病棟があれば、継続的に取り組んでいきたいと考えています。
● 連攜企業:社會醫療法人大雄會 総合大雄會病院
● 學科?専攻?コース?學年:こども保育科?。衬?br />
● 取り組み期間:2021年10月1日(金)~2022年2月4日(金)